에비에비들 일어능력자들 많아보여서 괜히 한국어로 옮겼다가 의역 들키는거 부끄럽...은 변명이고

번역하던거 다 날리고 맘 상해서 일본어 그대로 옮겨봤어;ㅁ; 오타가 많겠지만 다시 읽으면서 눈에 띄면 계속 바꿔갈게

스캔본 떳지만 세로읽기보다는 가로읽기가 편할 것 같고, 무엇보다 더쿠용으로 남기고 싶어서 ＼(^o^)／ 

오타 외에는 최대한 텍스트 그대로 옮겼다고 함미다.

　　10000字ロングインタビュー

　STAND BY ME

　　～いつもそばにいてくれたね。～

A.B.C-Zこそ、

最強の

ザ・ジャニーズです！

KIZUNA㉑

橋本良亮

A.B.C-Z編のラストは橋本良亮。

結成以来グループの最年少として活動してきたが、いつしか"メンバーに頼られたい"、

"俺がグループを引っ張っていく！"という強い想いを抱くようになっていった。

「A.B.C-Zこそジャニーズ最強のグループだ」ひとりでも多くの人に知ってもらうために、末っコが意地をみせる！

今楽しまないで、いつ楽しむんだ！

ー5周年記念シングル『Reboot!!!』のオリコン１位獲得おめでとう！

「ありがとうございます。俺、最初に曲を聞いたとき、いつも以上にドカンと上がったからね。インパクトある、絶対に耳に残る音だ、"今までのA.B.C-Zとちがうな！"って。河合(郁人)さんが、"新しいアクロバットを取り入れたい"って言って、いっぱい盛り込んだし、パフォーマンスとしてもインパクトあると思う。メンバーだけじゃない、スタッフさんも、いつも以上に気合入ってた気がする。あ、でも、たぶん、俺がいちばん気合が入ってたかな。1位ってわかったとき、初めて1位を取ったみたいな感覚になって。"よっしゃー、初の1位だ！"って叫んだら、メンバーに"前も取ったよ"って冷静にいわれて。『Moonlight walker』が1位になったの忘れてて、"えっ、そうだっけ！？"ってなった(笑)」

ー記念イベントも大盛況だったよね。

「はい！すごいたくさんの人が来てくれて。急遽(きゅうきょ)、時間を延ばして、朝9時から夜8時半までやって。最後のほうはフラッフラだったけど、みんなも長時間待っててくれてる。負けちゃいけねーなって。ファンの存在って、やっぱすごいって思った。　さすがに途中で疲れが出始めて、心が折れそうになったんですけど、ファンの方の前に出ると、みんなの　"楽しみにしてました！"　って顔が見えて、その気持ちまで、すごいこっちに伝わってきた。そしたら俺、元気になっちゃって。ファンの力ってスゲーなって」

ーそうだね。

「A.B.C-Zのファンの方達ってやさしい人ばっかだし。自分の押しのメンバーだけじゃなくて、メンバーひとりひとりにちゃんと優しい声をかけてくれるんですよね。‘がんばってください！ってひとことだけじゃなくて、"五関（晃一）くん、舞台お疲れさまでした！"とか　"塚田（僚一）くん、『SASUKE』、応援します！"とか。待っている間に、なんて伝えようか考えてくれたんだろうな。ドキドキしながら言ってくれてんだろうなって。その気持ちがうれしいですよね。俺、バカだし、日本語ヘタクソだから、とっさに気の利いたこととか、なんも言えなくて。もう　"ありがとう！"しか気持ちを伝える言葉が出てこないの。ホントは時間をかけて、ひとりずつ想いをもっとちゃんと伝えたいんですけど、時間的にもどうにもならなっくて。なんか、うれしさと申しわけなさが混じったイベントだった」

ー5周年、どんな年にしたい？

「とにかく楽しみます！A.B.C-Zにとって"５"っていう数字は大切な数字だから。大事にしていきたいなって、ずっとあったんです。5人グループだし、５スターだし、５って数字が言ってる曲のタイトルや歌詞多い。5年後の10周年は、もっと楽しくなってると思うんですけど、５がつく記念の年は、次は50周年のときですからね。だから、"今楽しまないで、いつ楽しむんだ！"って気持ちで1年間やっていきます！」

俺はひとりでもできるんだぞ！

ーデビュー後のことを聞いていくと、ほかのメンバーが口をそろえて、「ハッシーはおとなになった」って言ってるよ。

「そうかな？」

ー最近は、会見などのシメの言葉、振られなくても自分から発言するようになったよね？

「それはたぶん、そうやって河合さんに育てられたから。"この流れは、俺だろ！"って気がつくようになった」

ー「ソロコンが成長につながった」とみんな言ってたよ。そもそも、2015年のソロコンが決まったときは、どんなことを思ったの？

「"よっしゃー！！"ですね。メンバーみんなを追い抜いてやるって思いました。"俺はひとりでもできるんだぞ！"ってメンバーに、ジャニーさんに見せたいなって」

ーそうだったんだ。

「いや、ちがうなあ。メンバーじゃなくて、ファンに伝えたかったな。A.B.C-Zは結成されてもうすぐ9年になるんです。僕は最後に入ったし、まあ末っコですけど、ずっと言われるんですよね。"橋本くんは4人のお兄ちゃんズに囲まれて幸せそうだね"って。なんか、僕が勝手に思ってるだけなんですけど、"4人がいないと橋本くんは何もできない"って言われてる気がして。だからもう反抗期って時期じゃないけど、どっか反発したい気分になっちゃって。"ひとりでもできるぞ！"ってのをみせたかったんですよね」

ーなるほど。

「と言いながら、メンバーには励ましてもらったし、五関くんが振りつけでついてくれましたからね。特に最初のころ、五関くんに完全に甘えてたし」

ーでも五関くん、「ソロコン最初の年の途中から成長していたった」って。

「だってもう五関くんが、いっぱいいっぱいで。ソロコン直後に、五関くんが初めて全部の振りつけを担当するA.B.C-Zのライブもあって。しかも舞台『ファウスト』もあって。ソロコンのリハのとき、五関くんが鏡の前で2時間くらい動かずジーッと考えこんでる姿とか見てるんで。いっぱいいっぱいなんだ、申しわけない。自分でできることはやらなきゃって」

ー初日のこと覚えてる？五関くん、すごい緊張してたけど、橋本くんが不安にならないよう態度には出さないようにしてたって。

「全然伝わったから(笑)。"不安なんだ"って言ってくれたらいいのにね。"大丈夫、俺がちゃんとやるから！"って言って安心させたいですよ。でも、不安なくせに、そんなときでもいちばん年上を出してくる。長男でいなきゃって思ってくれるのはうれしいけど、少しさましい。もっと頼ってほしいし、俺はまだまだなんだなって」

ーでも、ソロコンを経験して自信がついたんじゃない？

「たしかにまわりから、"自信ついたね。表情がちがうよ"ってホメ言葉をいただいて、すごいうれしかったんですよね。ただ、ソロコンの最中、本当に楽しくて"ソロやばい！グループに戻れないかも！"って思ってたのが、4人がとなりにいてくれると、やっぱり安心するんですよね。で、どっか甘えちゃう。"自信がついたね"って言われたのは、そのちょっとした甘えから来る余裕が表情に出てただけだったんじゃないかなって思います」

－じゃあ、2016年のソロコンはどうだった？

「1回やってることもあって、いい緊張感を持って楽しめました。作り上げていく順序がわかってるから。五関くんも2年目だし、橋本も2年目で順番がわかってるからスムーズで。なんて言ったらいいかな、2015年はA.B.C-Zを背負ってひとりでやった橋本良亮のソロコンサート。2016年は、そのまんま橋本良亮のコンサートみたいな感じでした」

ーみんなに「大人になった」って言われるのは、うれしいんじゃない？

「いやいやいや。いやー。うーん、少しは変わったと思いますけど、自分で言いたくないですね。変わってません！僕はA.B.C-Zに入った15才から変わってない、子どものままです。うーん、でも、さすがに23才って大人ですから、そろそろ自分で、"変わった"って言わないと、逆にメンバーに迷惑かけちゃうとも思うんですよね。もう大人なんだと自分で実感しないと。でも、俺はずっと子どものままでいたいって気持ちもあって……」

ー複雑なんだ。

「落ち着いたふりして、ちょっとマジメになってきちゃってるけど、ホントはもっとハジけたいんですよ。4人が大人ぶってるから。いちばん若い俺が、もっとハッチャけて、ハジけて、4人にエネルギーを与えないと。でも、大人にならなきゃいけない部分もあるから、むずかしいんですよね」

ー最近、笑顔が減ったって感じてたりするんだけど、もしかして、意図的だったりするの？

「あー。たしかに自分でも、笑ってないなと思うときがありますね。でも、それは意図とかじゃなくて、俺も大人ぶってるとこがあるんですよね。カッコつけてるんでしょうね。そこは子どものまま、笑いたいときに笑ったほうがいいと思うんで、反省します」

すばるくん、海賊界の人なんで

ーお世話になっている先輩は？

「ジャニーズ事務所で恵まれてるなーって思うのは、やっぱり先輩がやさしいところで。まず社長がやさしいし。人に恵まれてるって思るんですよね。お会いした先輩、本当に全員やさしいです。だけど、やっぱり誰よりもお世話になってるってなると、僕は（渋谷）すばるくんですね。こんなに深く愛してくれる先輩は、すばるくんしかいないなって」

ーずっと前から仲がいいよね。

「それこそ8年前の『DREAM　BOYS』のときからですからね。あのころのすばるっくん、ずっとツンツンしてるから、後輩は誰も近づけなかったんですよね」

ー橋本くんは怖くなかったの？

「最初は一瞬怖かった(笑)。ただ、舞台のリハのとき、あの人が不意打ちで見せる笑顔が、スッゲーやさしいんですよね。"この人、やさしいじゃん！"って。そしたら脳みそから、"行け！仲よくなれ！"って指令が出たんです。もう一か八かで声をかけて。すばるくん、海賊界の人なんで、仲間になるか、殺されるか、どっちかだろうから、これは賭けだって思ったんですけど、すごいやさしくて」

ー大阪公演のとき、毎日いっしょにごはん食べてたんでしょ？

「１カ月、毎日。舞台が終わると、"良亮、行くぞ！"って声をかけてくれて。俺のこと大好きなんだって確信しましたね。最初、泊まっていたホテルの部屋のとなりに移動してくれたんですよ。"ここなら、いつでもすぐ来られるんだろ"って。やさしすぎるんだろって思いましたね」

ー最近もごはんを食べに行ったりしてる？

「はい。この前、『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』で、タッキー（滝沢秀明）とすばるくんがゲストの公演を見に行ったんです。すばるくん、予定があるかもしれないから、僕からは誘えなかったんですけど、公演後に"良亮、行くぞ！って、あのころみたいに声をかけてくれて。ひさびさのすばるくんとのメシだったんでテンション上がって。ふたりでももつ鍋行ったんです」

ー楽しかった？

「めちゃくちゃ楽しかったです！公演で、すばるくんは"西のすばる"、タッキーは"東のタッキー"ってTシャツを着てたんですね。俺もMCで、"西のすばる"を来て出て。もう、すばるくんのこと好きすぎて、もつ鍋屋も、そのTシャツで行って。上着を脱いだ瞬間、"おい、着替えろや！恥ずかしいんやろ！！"っていわれたんですけど、"え～、いいじゃん"って、４時間っくらい、ずっとそのTシャツでしたから。"もし空回りしたら、いつでもまた俺に聞きに来いよ"って言ってくれた瞬間、忘れたと思うんですよね。ダメですね、完全に甘えてますね。近いうちにもういちど会えるんで、今度は聞いたこと忘れないようにします」

ー同年代というか、J.J.Expressでいっしょだった人たちのことは、今はどう思ってるの？

「仲間ですね。今は嫉妬とかも何もないなあ。全然ないですね。JUMPに入れなかったときだけです、くやしかったのは」

ーもし自分が、Hey!Say!JUMPだったらって考えたことはある？

「それはねえ、思っちゃダメなんだろうけどありますよ。今でも考えることあります。俺、基本ネガティブなんで、イヤなことがあったら現実から逃げたくなるんですよ(笑)。そういうとき、"Hey!Say!JUMPだったらな"とか"Sexy Zoneだったらな"って。本気で入りたいわけじゃなくて、メンバーの年令が近かったら、どんな感じだったかなって妄想するっていうか」

ー逆に、自分のかわりに誰かちがう人がA.B.C-Zに加入していたらって考えることはある？

「あ、それは考えたことないっすねえ。もし俺以外の人が入ってたら……。どうだったんだろう……。逆に考えたくないです。ちがう誰かか入って、５人でスッゲー楽しそうにやってる姿とか想像したくないんで」

ー橋本くんは、A.B.C-Zに入ったとき、超短時間で数十曲の振りを覚えたりしたよね。

「はい」

ー一昨年のダイエットもだけど、めざしたことを徹底できる橋本くんだから、A.B.C-Zとしてやっていけたんじゃないかなって思うよ。

「どうですかねえ。まあでも、一昨年のダイエットとかは、バカなんです。ただ単にバカ(笑)。カッコよくなったらうれしいから、自分へのごほうびとしてダイエットしたんです。だけどなんだろう、自分の度胸はどこまであるのか試したかったんですよね。俺はアイドルだし、A.B.C-Zのセンターなんだから、"本気になれば、なんだってできるんだよ"ってことを見せたいし、伝えたかったというか。度胸試しというか、修業っすね」

ー３年半前のインタビューでは、「Jr.時代はやめたいと思ったこともあった」って言ってたよね。今もやめたいって思うことある？

「うーん、"俺って、この仕事向いてないのかな"って、ドーンって落ち込むことはありますよ。意外と打たれ弱いから(笑)。でも、絶対やめないです。だって俺、アイドル以外だったら、人の役に立てないと思うんですよね。うん。この仕事してなかったら、何してたんだろう？何をしてても、きっと家族の幸せのためにはがんばってると思うんですけど、今みたいに、こんな大勢の人を笑わせたり、楽しんでもらったりは、ほかの職業じゃ、俺には絶対にできないから」

大丈夫だよ、お前はそれでいい

ー次に、メンバーの変わったところ、変わらないとこ、好きなとこを教えて。

「好きなとこばっかです」

ーまず河合くんから

「変わったなって思うのは、人見知りが激しくなくなったとこかな。河合くんといっしょに、以前『ルードウィヒ・B』と、去年『コインロッカー・ベイビーズ』をやってるんです。『コインロッカー・ベイビーズ』の稽古場、『ルードウィヒ』とちがって河合くん、すっごい明るくて。もう自分からほかのキャストさんをごはんに誘ったり、まとめたりとかしてた。"変わったなー"って思いましたね」

ー社交性は「ハッシーから学んだ」って言ってたよ。変わってないとこもある？

「やさしいとこ。もう全然やさしい。A.B.C-Zに入ったばっかのころ、俺はとにかくよく河合くんに怒られたんです。"ちゃんとしなさい"って。でも、そのころでも、ふたりっきりになったらやさしかったんです。"橋本は気をつかわなくていい、友だち感覚なんだよね"って言われてうれしかったな。今も変わらずやさしいですね」

ーじゃあ戸塚（祥太）くんは？

「なんでしょうねえ。うーん。とっつーもあい変わらずやさしいからなあ。そこは変わんないんですよね。ずっとやさしい。最初っからやさしい。楽屋でふたりっきりになったときとか、なんの用事もないのに"ハッシー"って言ってウィンクしてくれる。"好きだなあ、俺のこと"って思う。なんだかんだ言って、とっつーがたぶん、俺のことをいちばんわかってくれてるのかなって思うな。だって同じB型だから。最近は帰る方向がちがうから、メシとかんもなかなかいっしょに行けないけど、また行きたいな」

ー戸塚くんも、すばるくんのこと好きだよね。3人でごはんに行けばいいんじゃない？

「うーん、それだとちょっとちがうんですよね。すばるくんが、とっつーとふたりで会ってるぶんには別にいいんですけど、3人になっちゃったら、目の前でふたりが話してたらヤキモチ焼いちゃいそう(笑)」

ーじゃあ塚田くんのかわらないところは？

「いい人です一生懸命なとこ。一生懸命すぎて空回りすることが多いのも変わんない。今年の『アウトＸデラックス』の新年会に、僕も参加させていただいたんです。初めましての方ばっかりでテーブルひとつひとつをまわってあいさつをさせていただいて。ひとりであいさつをしてたら、遠くからバーってすごい勢いで塚ちゃんが走ってきて。"あ、どうも、橋本です！！"って、塚ちゃんが僕の紹介を始めるんです。内心、"大丈夫だから。けっこう、ありがた迷惑だから"って思って(笑)」

ー光景が目に浮かぶね。

「もうね、すごいわざとらしく、"あっ、そう、そう！はしもとはねえ、もうねえ、こうこうこういうとこがアウトなんですよ～"とかって、塚ちゃん的には、さりげなく俺をプッシュしてくれてるんでしょうけど、グイグイいきすぎてスタッフさんが困ってる感じで。うれしいんですよ、うれしいんですけど、昔から一生懸命すぎて空回っちゃうのは、かわらないなあって」

ー塚田くんは、「ハッシーはもっとできる！」って期待してたよ。

「それも、うれしいですけど、そしたらねえ、塚田くんもがんばってますけど、もっとがんばってほしいですねえ。人のこという前に(笑)」

ー最後に五関くんは？

「五関くんの振りつけ、俺すきなんですよ。踊ってると、ちゃんとメンバーそれぞれのことをイメージして作ってるなって伝わってくるんで、なんかうれしくなっちゃうんです。俺、五関くんのダンスも好きだから、踊り方の形とかマネしてるし」

ーソロコンの振りつけは、どうだった？

「上からに聞こえちゃいますけど、"あ、俺のことわかってんな"って振りつけでした。 あ、でも五関くんとは同じにおいといというか、なんかするんですよね。じつは五関くんって、お姉ちゃんがいる末っコじゃないですか。本当はもっと甘えたいんだと思うんです、絶対。だけどA.B.C-Zの中ではいちばん年上なんで甘えられない。去年、『シェイクスピア物語』を見に行ったんですけど、年上の方に囲まれて、すごいいきいきしてたんです。ジャニーさんの誕生日のときも、大野(智)くんと話してるとき、すごいウキウキしてたし。甘えたいのが伝わってくる。だからなんか、年令なんて誰も気にしないんだから、グループ内でも、もっと甘えてほしい」

ー去年の忘年会で五関くんが泣いたって聞いたけど、それはなんだったの？

「なんか、うしろで泣いてましたね。でも最初に泣いたのは俺で、初めて泣いたんですよ、みんなの前で。ちょうど、『Reboot!!!』の稽古中で。あの曲、すっごい激しいダンスだし、アクロバットもすごい。しかも歌も歌うわけで。MVの収録かな、俺はダンスもアクロバットもミスしちゃって。それでもオッケーってなったんです。でも、くやしいから、"お願い、もう１回やろうよ"って言って、もう１回やらしてもらって。でも、2度目は僕は完ペキだったけど、ほかのメンバーがアクロバットできなかった部分があって。その次の日くらいが忘年会だったのかな。なんかねえ、けっこう酔ってたのもあって、くやしい気持ちを言葉にしちゃったんですよね。"もうムリだよ、俺はアクロバットできねーよ！"って。そしたら、もう感情が爆発しちゃって涙が出てきちゃって。"昨日のやつ、なんでみんな2回目、ちゃっとやってくれなかったの！"って八つ当たりしちゃって。俺が一発目でできなかったのが悪いってだけのことなんですけど。わかってるんです。それはわかってるんだけど、くやしくて。そしたら涙が止まんなくなっちゃって」

ーそんなことがあったんだ。

「そのあと、泣いてる五関くんのとなりに座って、"どうしたの？"って聞いたんです。そしたら、"さっき、良亮が言ってた話だよ"って、。俺がなく前に、ちょうど五関くんもスタッフさんと、前の日の収録の話をしてたらしくて。五関くん、スタッフさんに"2回目の橋本のできている映像を、1回目とつなぎ合わせることできませんか？"ってお願いしてくれてて。そしたら、俺の話が聞こえて。とっつーは泣いてる俺を抱きしめて、"大丈夫だよ、お前はそれでいい"って、ずっと頭をポンポンしてくれて。河合くんと、塚ちゃんが、それを見守ってるのが見えてたらしくて。なんか"この5人でよかったなあ"って思ったら涙が出てきたって」

ーいい会だったね。

「いい会です。でも恥ずかしかったです。メンバーの前で泣いたの初めてだったんで。忘年会と新年会は、俺が酔っ払ったスタッフさんをタクシーで送って帰るって自分ルールがあったんです。でも、去年の忘年会は、ちょっと最初に酔っ払っちゃって、みんなを送れなかったのが心残りです」

だから、まずはドームに立ちます

ーほかのメンバーの話も聞いてきて、A.B.C-Zはやっぱりステキなグループだね。

「まちがいないっす。５周年を迎えて、メンバーのこと、今まで以上に尊敬するようになって。俺がちょうど、デビューしたころの4人の年令になったでしょ。思うんですよね、4人に。自分のことで精いっぱい、誰かに頼ったり、甘えたかったはずが、橋本みたいなのがはいってきたから、兄としてちゃんとしなきゃいけなくて。やっとデビューできたのに、抑えた部分、ガマンした部分ってあっただろうなって。ちゃんとしなきゃって。ホントは、もっとムチャしていいはずなのに。たとえばですけど、全員で金髪にするとか。もっと殻をぶち破れば、もっといけるんですよ、このグループは絶対に。でもみんな、ずっとお兄ちゃんだから、"お兄ちゃんらしくしなきゃ"ってのが、どっかぜったいあるんです。僕はそんなこと望んでないのに。もう同世代な気持ちでいてほしいし、なんなら俺のほうが大人だよって伝えたい。だから、まずは俺が変わろうって思うんです」

ーそんなこと考えてるんだ。

「正直、俺も一歩踏み出さなかった部分があるんですよね。メンバーに、言いたいこと言ってるようで、全部は全部言ってない。"いちばん下の俺が言うのは悪いな"って。すばるくんに相談したら、"思ったことはなんだって言えばいいんだよ。それがグループだろ"って言われましたけどね……。うん、なんか言えないっすね」

ーやっぱり、気をつかっちゃう？

「うーん、塚田、五関には言えたとしても、戸塚、河合には言えないこともあるかな」

ー怒られそうだから？

「反対です。やさしすぎるんで。塚田、五関は、それなりに聞き流してくれるんでしょうけど、戸塚に言ったら、考えすぎちゃって暴れそうだし。ハッシーにこんなこと言われた"ってワーッて悩んじゃいそうで。河合は河合で何かダメ出ししたら、ひとりで抱え込んじゃいそうだし。それもわかるんです。河合はやっぱり背負ってるものが大きすぎるから。リーダーだし、みんなをまとめなきゃってのもあるから」

ーなるほど。じゃあ、「まずは俺が変わる」ってのは、どう変わろうとしてる？

「うーん。言葉ヘタクソだから、どんな言葉で言えばいいんだろう。僕はA.B.C-Zから絶対離れないけど、離れたいっていうか。逆に、願ってもらえるようになりたいんです。きと、このままじゃダメなんですよ。みんな、責任感が強いから。"俺がやらなきゃ"って人たちばっかで。五関くんくらいですよ、"俺がやらなきゃ"って思ってないのは。ていうのはウソですけど、なんかみんなそれぞれ責任感が強くてS極とS極みたいになってて、反発してる部分があると思うんですよね。みんな頑固なところもあるから。でも、誰かがひとりで突っ走ったときとか、イヤな気持ちというか、悲しくなるんです。だって俺たちはグループなんだから。だから、そろそろ5人で生面からぶつかる時期だと思うんです。きっと、みんな言いたいけど、やさしすぎて言えてないことってあるから」

ーもしかして、それをどうやって切り出すべきか、すばるくんに相談したってこと？

「そうです。ちゃんと向き合ったら、こわれちゃう気がして、今まで踏み出さなかったんですけど、やっぱり5人でちゃんと話したいんです。もっとA.B.C-Zの未来のことを。だって塚ちゃんが俺に言ってくれたように"橋本はもっといける！"じゃないけどA.B.C-Zは、本当はもっといけるんですよ。絶対、この壁を破ったらすごいんですよ。なんていうかなあ、なんていうんでしょうねえ。まわりが気づいてくれたら、すごいグループになる。世間に見つかれば、きっとすごいことになるから」

ーそうだね。

「A.B.C-Zって可能性の塊っていうか。可能性無限のグループなんで。やっぱスキルがないと、パフォーマンスする側も楽しくないし、お客さんも楽しめないとおもうんです。そう考えたら、ダンス、アクロバット、歌、演技、僕らができることは無限にあるし、ライブや舞台が本当に楽しい自身もある。あとは、音楽番組とか、テレビに出たときに、どうやって新しいファンをつかんで、コンサートに足を運んでもらうかってことだと思うんです」

ー殻を破れたら、A.B.C-Zはどんなグループになるんだろうね？

「そう、これも、あれなんですよ。メンバーみんなビビりなんですよね。俺がいちばんビビりなんですけど。それこそ今年は5周年なんで、抱負や目標をみんな聞かれるんです。"どうなりたい？"、"A.B.C-Zの未来図は？"って。みんな、ビビっちゃって、置きにいくコメントをするんです。"これからもっと5人で仲よく！"とか。そこなんです。そこぐらい、もっと大きく言ったほうがいい。ひとこと、"嵐を超える！"、"SMAPを超えたい！"って言っちゃえばいいのに」

ーじゃあ改めて聞くよ。橋本くんは、A.B.C-Zをどんなグループにしたい？

「ここ、置きにいっちゃダメですよね(笑)。すばるくんにも言われたんです。"まずはドームだよ"って。たしかに、まずはドームだと思うんです。だから、まずは東京ドームに立ちます。その先は、俺がちゃんとA.B.C-ZのセンターとしてA.B.C-Zを本当の意味で引っ張っていく人材になって、A.B.C-Zをジャニーズ事務所を引っ張っていくグループにしたい。そこまでにしたい。したいじゃないな。する」

ー断言したね。

「ずっと信じてるんです。今デビューしてるグループで、こんなに体を動かすグループはないから。A.B.C-Zって"ザ・ジャニーズ"なグループなんです。最近、Jr.のグループを見ると、いろいろできてスゲーなとは思いますけど、下の世代にだって負けない。トータルで上なのは俺たちだと思ってます。だって、ちゃんとグループとしての輪っかができてますから。だから、ずっとずっと信じてるんです。この5人が、A.B.C-Zが最強だって」